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骨董屋さんの片隅でこいつを見つけた時、鳥肌が立ちました。
一目惚れってやつです。
この店はオヤジがちょっと偏屈っぽいけど、僕はそのオヤジが好きです。
最近なんだか仲いいし、いろいろ教えてくれる。
見る目は確かと言うか、いい物を探し出してくると思うんですね(僕が言うには10年早い)。
いい物を見付けては来るが自分が関心のない物には興味がないと言うか…僕には有難いです。

そんなオヤジにこの瓶はいくらと聞いたところ4500円と言いました。
えぇ~こんな瓶が何で4500円なの?
心の中では、そうだろな~それぐらいは言うよなと納得してる。
「負けてよ!」と言うとその日のオヤジはなんとも頑固な一面をのぞかせて「ダメだ!」とのたまう。
「この瓶は本当にいい家から出た物だし、この瓶の横にはギヤマン(よくわからんが江戸ガラス?)が
一緒に置いてあったから」と…
だから、この瓶も絶対にいい瓶だと口を真一文字にむすんで言う。
それと蓋が木で出来ているのですが、何と漆塗り。

これ以上言うとオヤジがヘソを曲げて「買わなくていいよ!」と言われるのも警戒しつつ(ここかけ引きね)、
僕も折れるところは折れて「わかった買う」と笑顔でこたえる(だって絶対に欲しかったし)。

家へ帰ってから丁寧に洗っていると気付いた事があります。
この瓶、何だか他の瓶に比べると重いんです。比重って言うのかな?
山で水晶やトパーズを探していていると、トパーズは水晶に比べて同じ大きぐらいでも重いんです!
この比重を見極める手の感覚はこの時、研ぎ澄まされたはず。
確かに重い! もしかして「鉛ガラス」?
ちょっと鉛筆で軽く叩いてみると…「キィ~~~ン」と言う余韻が残る様な、鐘みたいな音。
もしかしてそうかも…

謎だらけの瓶ですが、本当は価値なんかどうだっていいんです。
僕はこの瓶の「姿」と言うか「風貌」いやいや「気品」にやられました。

江戸の振り出し

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